任意の接続先のファイル&フォルダ操作をCSA Data Uploader経由で行える「ファイルマネージャ」機能をリリースしました
はじめに
クラスメソッドが展開しているデータ統合基盤サービス『CSアナリティクス』(以降"CSA")のプロダクト群の1つ、『Data Uploader』にて、クラウド上にあるファイルやフォルダを表示し、それらを操作する機能を「ファイルマネージャ」としてリリースしました。
この「ファイルマネージャ」ですが、以前リリースした「エクスプローラ」機能のリニューアル版となります。今回はこのファイルマネージャ機能について紹介したいと思います。
ファイルマネージャ機能とは
クラウドやリモートコンピュータ上にある任意の接続先のフォルダやファイルを表示し、それらを操作するための機能となります。現在はS3のフォルダやファイルを対象としております。以下の操作が可能です。
- ファイルやフォルダの表示
- フォルダ作成
- 削除
- 移動
- リネーム
- ダウンロード
- アップロード
ファイルマネージャ機能の実践
実際にファイルマネージャ機能を実践してみたいと思います。
事前準備
接続設定については、あらかじめ作成しておく必要があります。S3の接続設定については以下の記事を参照ください。
クラウドストレージへのファイルアップロード&ETLツール『Data Uploader』の入力にAmazon S3環境のファイルを指定する #データ統合基盤 #CSアナリティクス
ファイルマネージャ画面の表示
ファイルマネージャ画面を表示します。画面上部の[ファイルマネージャ]を押下することでファイルマネージャ画面に遷移します。
次に、接続先を選択し、フォルダやファイルを編集してみます。
接続先の選択
接続先の選択を行います。まずは[接続先を選択してください]より接続先として[S3]を選択します。
S3を選択し、[設定を選択してください]より接続設定を選択します。
接続設定を選択すると[バケットを選択してください]が表示されます。接続した接続先のAWSアカウントにあるバケットより、任意のバケットを選択します。入力した文字列に一致するバケットが検索されるので、そこから選択することが可能です。
バケットを選択すると、画面下部のファイルマネージャ欄にバケット内のフォルダやファイルが表示されます。
フォルダ作成
フォルダを作成します。[フォルダ作成]ボタンを押下します。
フォルダ名を入力するダイアログが表示されるので、任意のフォルダ名を入力して[作成]ボタンを押下します。
フォルダが作成され、ファイルマネージャ欄に表示されました。
作成されたフォルダを押下すると、そのフォルダ内に移動することができます。移動した際、ボタン下部にあるパスも変更されます。
削除
選択したフォルダやファイルを削除します。ファイルマネージャ欄より任意のフォルダやファイルを選択し、[削除]ボタンを押下します。
確認のダイアログが表示されるので、確認して[削除]ボタンを押下します。接続先より選択したフォルダやファイルが消去されます。
移動
選択したファイルやフォルダを移動します。ファイルマネージャ欄にて任意のフォルダやファイルを選択し、[移動]ボタンを押下します。以下の例のように、複数を選択することも可能です。
移動先を選択するダイアログが表示されるので、任意のフォルダを選んで[選択]を押下します。
元の画面に戻ると、選択したファイルは移動されたため消えています。移動先のフォルダを押下し、そのフォルダ内に遷移します。
移動先のフォルダ内に、ファイルが移動されています。
リネーム
選択したフォルダやファイルの名前を変更します。任意のファイルを選択し、[リネーム]を押下します。
変更後の名前を入力するダイアログが表示されるので、任意の名前を入力して[保存]ボタンを押下します。接続先の選択したフォルダやファイルの名前が変更されます。
ダウンロード
選択したファイルをローカル環境にダウンロードします。任意のファイルを選択し。[ダウンロード]を押下します。接続先の選択したファイルがダウンロードされます。
アップロード
ローカル環境よりファイルをアップロードします。ファイルマネージャ欄でアップロード先のフォルダに移動し、[アップロード]ボタンを押下します。
ローカル環境のOSのファイルマネージャが開くので、任意のファイルを選択します。選択すると、ファイルがアップロードされます。
まとめ
CSA Data Uploaderに追加したファイルマネージャ機能の紹介でした。
CSA Data Uploaderは1ヶ月間のトライアル利用が可能となっています。興味をお持ち頂いた方は是非無料版ダウンロードページからインストーラを入手頂き、お試し頂けますと幸いです。